紅茶にはミネラルウォーターではなくて水道水な理由!
ミネラルウォーターじゃない!?紅茶に合うお水とは
結構多くの方がミネラルウォーターで淹れたら美味しくなると思ってる紅茶。実は日本の水道水が一番紅茶に適しているって知ってました?
ネパールの紅茶屋さんがいつも私に
「日本の水道水は軟水だからネパールの茶葉とは相性抜群。きっとあなたは私たちよりも同じ茶葉でも美味しい紅茶飲んでるんだろうね」とうらやましがられます。
日本だと蛇口をひねると当たり前に出てくるきれいなお水。世界でもこんな国はあんまりないんですよね。(ちなみにネパールは硬水です)
紅茶を淹れる際に選ぶ水は、紅茶の味わいに影響を与える重要な要素ですね。
紅茶に合うお水の条件って何?
紅茶に適した水の条件を詳しく見てみましょう。
① ミネラルを適度に含む:
カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムなどのミネラルを適度に含んでいることが理想です。紅茶を淹れるとき、このミネラルと相まって紅茶の味わいに関係する成分が引き出されるのです。
② 空気(酸素)の多さ:
酸素を多く含んでいることが好ましいです。酸素は紅茶の風味を引き立てます。
だからミネラルウォーターだと酸素は含まれないので、この時点でミネラルウォーターではないのです。
③ pH値:
水のpHは、8.0~8.5の範囲が理想的です。
この条件を満たしているのが日本の「水道水」。
水道水は蛇口ひねればすぐ出るという、便利さ、あと経済的であり、紅茶に適切なミネラルバランスを持っています。
こんな気軽に美味しい紅茶が楽しめる環境にいる私たち。
美味しい茶葉で美味しい紅茶を楽しめる。
すごいぞ、日本の水道水。
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