ネパールでも採れます、セイロンシナモン
シナモンには4種類があります。
セイロンシナモンは
- 最高品質
- 上品な香り
- 生産量は一番少ない
ということで高価です。
セイロンシナモンという名前の由来はスリランカのセイロン原産ということなのですが、このセイロンシナモンという名前がついていることから、
「スリランカでしかセイロンシナモンはとれないのでは?」と最近よく言われるように・・・。
先日もそんなご質問をお客様からいただきました。
お客様のご質問は
「セイロンシナモンは標高の高いところでとれないと聞いたのですが・・・」というものが多いです。
セイロンシナモンは標高の高いところでも栽培可能です。
事実、ヒマラヤンユキSHOPのセイロンシナモンは、標高1800Mで採れています。
ネパールは緯度的に言うと、沖縄と同じ位置にあります。
標高が高いので、寒いところというイメージもありますが、
気候的には熱帯、亜熱帯で育つ植物から高地栽培のものまで
多種多様な植物が生育できる環境なのです。
小さな国でありながら、地形の特異さでネパールは多種多様な農作物の採れる国なのです。
ネパールで輸出されているシナモンはセイロンシナモンがほとんどです。
こちら、「SELINAWAMUCHI」がまとめているセイロンシナモンの輸出量です。(ネパールの農家からシナモンを買い取り、輸出している業者さんです)
https://www.selinawamucii.com/insights/market/nepal/cinnamon/
ここに記載されている
Cinnamomum zeylanicum Blumeというのがシナモンの学術名で、セイロンシナモンのことです。
2019年の記録ですが、セイロンシナモンの輸出量は1200トン。
基本的にネパールで栽培されるもののほとんどがセイロンシナモンです。
ネパールでも採れますのでどうぞご安心してご使用くださいませ。