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ネパール紅茶の美味しさの秘密: 香り高く心温まる1杯

ネパール紅茶は、その深い味わいと芳醇な香りで茶の愛好家たちから絶大な支持を受けている貴重なお茶です。ネパールの標高の高い茶畑で育まれたこの紅茶は、他の紅茶とは一線を画すと言われるくらい、評価の高い紅茶です。ではなぜそんなに美味しいのか、今日は、ネパール紅茶の魅力に迫り、その美味しさの秘密をご紹介いたします。

地形と標高

紅茶の茶葉に味に大きな影響を与えるのが「地形、標高」です。
ネパールの茶園のほとんどがヒマラヤの麓に位置し、きれいな空気と霧、たっぷりの日光を浴びて育ちます。
標高高いところに位置する茶園は25度までに涼しい気候で育ちます。
標高の高い茶園では夜は深い霧がかかり
夜露から茶葉が水分を吸収し、ゆっくりと育つのです。
(標高低いところはスプリンクラーで水をまきます)

ネパール茶園

 

紅茶の茶葉

斜面に紅茶の木を植えることで、太陽の光をたっぷり浴びて育ちます。

このような環境で大切に育てられた紅茶は味、香りともに最高級のものになります。

急斜面

 (↑ナチュラル茶園紅茶が採れる茶畑です。すごい急斜面だ!)

 味と豊かな香り

紅茶の水色って濃い茶色というイメージないですか?もともとはそこから紅茶と呼ばれるようになってます。

しかしネパールの紅茶は優しいゴールデンカラーが特徴です。
高地栽培紅茶は「渋味が少なく香り豊かで優しい味」が特徴です。

通常の紅茶と高地栽培紅茶を並べて比較してみました。すごい色が違いますね。

お客様の中にはこの色で頭にインプットされてる方もいらっしゃるくらい、ネパール紅茶の特徴ですね♪

 紅茶

 生産背景と持続性

ネパールの茶畑は、その風光明媚な景色と美しい自然環境でも知られています。現地の農家たちは、伝統的な製法を守りつつ、持続可能な農業を実践しています。農薬の使用は土壌を荒廃させてしまうことを大国の農業手法から学んだネパールではいち早く農薬の使用をしない茶園で有機栽培紅茶の生産に踏み切りました。
長期的な視点から紅茶栽培がネパールの経済を支えることを祈っての行動です。

家畜が森から草を食べ、その糞や枯れ葉からたい肥を作り、そのたい肥で土作りをしています。循環型農業で無駄になるものがほとんどありません。ネパール紅茶の購入は、現地の経済を支え、持続可能な農業を促進する素晴らしい方法です。
循環型農業

 

紅茶の木の年齢

 私たちが仕入れている紅茶の木の年齢にもその美味しさの秘密があります。
これは紅茶生産者さんから聞いたお話ですが、紅茶の木は100年まで
茶葉を生産することができると言われてます。
しかし、やはり一番美味しいのは20-30年目と言われています。
初めの20年目までは味の美味しさは安定せず、美味しい年と美味しくない年とふり幅があります。徐々に安定してきて、安定した美味しい味が出るのが
ちょうど20-30年目の木だそうです。

わたしたちが仕入れてる茶園の紅茶の木はいずれもその一番美味しい
紅茶の木の年齢に入ってます!

10年前よりここ数年、安定した美味しさがあるな~と思ってたのですが今回生産者さんからそのお話を聞き、確かに!と合点がいきました。

ちょうどその年齢の紅茶の木から生まれた茶葉はこちらの2種類です。

美味しいネパール紅茶、ぜひお楽しみください。